老婆に向かって太陽の紋章を振りかざし、にじり寄ってゆく。 動揺が伝わってくる。 さらににじり寄ると、老婆は苦し紛れに雷を放ってきた。 それは喉元に真っ直ぐ飛び込んできたが、 鏡のペンダントに虚しく跳ね返され老婆とその後ろの壁を粉々に吹き飛ばした。